プロダクトアップデート

Codatumの新機能や機能改善など、最新のアップデートをご紹介します

Codatumにチャートズーム機能が追加されました

Codatumのチャート機能に、データをより詳細に分析できるズーム機能が追加されました。長期間のデータを表示する際に、特定の期間に焦点を当てて詳細な分析が可能になります。

主な機能

  • ドラッグでズーム

    : チャートの上で特定のエリアをドラッグすると、そのエリアにズームインすることができます

  • Shift + Scrollでズーム

    : Shiftキーを押しながらマウスホイールを操作することで、ズームイン・アウトが可能です

  • ズームリセットボタン

    : 元の表示範囲に簡単に戻ることができます

  • スライダーでのズーム操作

    : チャート設定からスライダーを表示させ、より直感的なズーム操作が可能になりました

活用シーン

長期間のKPIバーチャートなどを表示している場合、データポイントが密集して詳細な変動が見えづらいことがあります。特に以下のようなケースで役立ちます:

  • 直近の期間における微細なトレンド変化を分析したい時

  • 特定のイベント前後のデータ変動を詳細に確認したい時

  • 異常値が発生した期間を拡大して精査したい時

利用方法

  1. チャートを表示

  2. 以下のいずれかの方法でズーム操作を行います:

    • 見たい範囲をマウスでドラッグして選択(エリアズーム)

    • Shiftキーを押しながらスクロールしてズームイン・アウト(スムーズズーム)

    • チャート設定でスライダーを有効にして操作(スライダーズーム)

  3. 元の表示に戻すには「Zoom Reset」ボタンをクリック

今後の展開

Codatumでは、データ分析の効率と精度を向上させるための機能拡張を今後も継続的に行っていきます。ユーザーの皆様からのフィードバックをお待ちしております!

多要素認証(MFA)機能が利用可能になりました

Codatumのアカウントセキュリティをさらに強化する多要素認証(MFA)機能を導入しました。Google認証でもEmail + パスワード認証でも、どちらの認証方法にも追加のセキュリティレイヤーとして設定できます。

主な特徴

  • 認証アプリ対応

    : Google AuthenticatorやMicrosoft Authenticatorなどと連携

  • SMS認証

    : 登録済み電話番号へのコードによる認証

  • 不正アクセス防止

    : アカウント情報が漏洩しても第二の認証要素がないとログイン不可

設定方法

  1. プロフィールアイコン(左下)> 「Account settings」 > 「Sign-in & security」

  2. 画面の指示に従って設定を完了

特にEmail + パスワード認証をご利用の方は、セキュリティ向上のためにMFAの設定をご検討ください。

モバイルレイアウトでの表示確認ができる様になりました

CodatumのGridPageは、画面サイズに応じて自動的にレイアウトを最適化するレスポンシブデザインに対応しています。画面幅が600px以下になると、コンポーネントが自動的に縦積みのモバイルレイアウトに切り替わります。

この機能は以下のすべての表示形式で利用できます:

  • Notebook

  • Public link

  • Report

  • Signed embed

モバイルレイアウトでのコンポーネントの表示順序はGridの構成に基づいて自動的に決定されるため、個別に設定する必要はありません。

今回のアップデートでは、このモバイルレイアウトでの表示順序表示のされ方を事前に簡単に確認できるようになりました。これにより、ユーザーはモバイルデバイスでの見え方を確認し、最適な体験を提供することができます。

利用方法

  1. 各GridPageを開く

  2. 右上の3点リーダーボタンをクリック

  3. Mobile Layoutを選択

  4. 以下のオプションから選択:

    • Preview: モバイルレイアウトでのプレビューを表示

    • Order index: コンポーネントの縦積み順序を確認

活用シーン

SlackやメールなどでGridPageを共有した場合、受信者がモバイルブラウザで閲覧するケースが多くあります。この新機能を使えば、モバイル環境での表示崩れや意図しない順序などの問題を事前に確認し、改善することができます。

今後の展開

Codatumでは、モバイルでの体験を向上させるためのアップデートを今後も継続的に行っていきます。ユーザーの皆様からのフィードバックをお待ちしております!

Slash CommandでSQL関数を素早く検索・挿入できる様になりました

SQLを書くとき、すべての関数名を覚えておくのは意外と大変ですよね。そこで新しく、Slash Command を活用して入力中に関数を素早く検索・挿入できる機能を追加しました。これにより、SQLのコーディングが格段にスピードアップします。

  • Slash Command + f (func) で検索

    • SQLブロックで / を入力後、f(※funcの省略形)を入力してEnterを押すと、関数専用の検索ウィンドウが自動的に立ち上がります。

  • 選択すれば自動で挿入

    • 検索結果から必要な関数を選べば、そのままSQL文に挿入されるので、タイピングの手間もミスも大幅に減らせます。

  • 関数名を暗記しなくてもOK

    • 部分的に名前を入力するだけで該当する候補を表示してくれるため、スペルを正確に覚えていなくても目的の関数に素早くアクセスできます。

  • 高速なコーディングを実現

    • よく使う関数をサクッと呼び出せることで、開発速度と正確性が同時にアップ。SQLクエリ作成がぐっとスムーズになります。

SQLブロックの関数検索機能を使えば、SQL文を書きながらサッと関数を探して挿入できるので、コーディングのスピードも正確性もぐっと上がります。ぜひこの機能を活用して、効率的なクエリ作成を楽しんでください!

今後も、皆さまの生産性を高める新機能や改善を続々とリリース予定です。何かご意見やご要望がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

IPアクセス制御(プレビュー)

IPアクセス制御機能をリリースしました。これにより、Codatumワークスペースへのアクセスを、許可された特定のIPアドレス(またはその範囲)に限定できます。。

ネットワークレベルでアクセスを制御できるので、厳格なセキュリティポリシーやコンプライアンス要件のある企業にも安心です。自社のニーズに合わせてアクセス範囲を調整できるので、セキュリティと利便性を両立できます。

  • 対応フォーマット

    : IPv4/IPv6アドレスやCIDR表記に対応しています。

  • 複数登録

    : ワークスペースで利用する複数のIPアドレスやIPレンジをまとめて一括登録できます。

  • 注意点

    : 設定を保存する際は、指定したIPアドレスのいずれかからアクセスしている必要があります

ぜひ新しいIPアクセス制御機能を活用して、さらに安全なCodatum環境をお試しください!詳しくはこちらのドキュメントもご覧ください。

現在この機能はプライベートプレビューとしてご提供中です。ご利用を希望される場合やご質問がある方は、ぜひお問い合わせください。

GridPageでのUndo/Redoが可能になりました

Chart等の位置やサイズを変更した際に、Ctrl+zやCtrl+Shift+zでUndo/Redoができるようになりました。画面レイアウトの調整がより直感的になり、操作ミスからの復旧が簡単になります。

  • Chart等のBlockの位置とサイズの変更をUndo/Redoできる様になりました

  • Blockの追加や削除には現在対応していません。

    • これらの操作後には、変更履歴がリセットされるため、Undoは効かなくなります。

    • 将来的には対応する予定です。

  • Block内部の設定変更には対応していません。

    • チャートの設定変更などは個別に「保存」ボタンで確定するため、Grid Page全体の操作とは分けられています。

共同編集時の注意点:

  • 共同編集中に他のユーザーの操作が入ると、編集履歴がリセットされます。これは、例えば他のユーザーが親コンテナを削除した場合に、自分の操作のみを選択的に元に戻すことが困難なためです。

GridPageでは以前から直感的にCtrl+zを使おうとする場面が多く、この機能追加によってユーザー体験が向上します。現在の制限事項を把握した上でぜひ使ってみて、改善点や追加して欲しい機能についてフィードバックをお願いします。

デザイン改良: チャート用のカラーパレットの実装

TableauやPowerBIのようにチャート用のカラーパレットを実装しました。シンプルな操作で配色を自由にカスタマイズでき、チャートの情報に統一感をもたらすことができるのでぜひ試してみてください!

  • Chart用のカラーパレットを作成可能に(Workspace settings > General)

  • Notebook上でパレットを選択・適用

  • 豊富な配色テンプレート

  • 配色の自動生成機能も搭載

些細なアップデートですが、データを視覚的に伝達するうえで非常に重要な改善です。継続してUI/UXをブラッシュアップしていきますので、フィードバックお待ちしています!

カーソル表示 改善: 他ユーザのカーソルが邪魔にならないように

ノートブックを共同で編集中に表示されるコラボレーションカーソルを、見やすい表示形式に改良しました。共同作業がストレスなく行えるようになったので、ぜひ試してみてください!

  • カーソルの表示を左端に出るように変更

  • 複数人で作業中に他人のカーソルが被ってしまい、みづらくなる問題を解消

些細なアップデートですが、共同作業の開発効率を上げるうえで非常に重要な改善です。継続してUI/UXをブラッシュアップしていきますので、フィードバックお待ちしています!

Memberの検索とフィルタができるように!

Workspaceに参加中のメンバーを検索しやすいように改良しました。共同作業がストレスなく行えるようになったので、ぜひ試してみてください!

  • Memberのキーワード検索

  • Roleのフィルタ

  • Groupsのフィルタ

  • Last active (Date added)でのソート

些細なアップデートですが、共同作業の開発効率を上げるうえで非常に重要な改善です。継続してUI/UXをブラッシュアップしていきますので、フィードバックお待ちしています!

追加したテンプレートのアナウンス

Codatumのユースケースを新しく作成しました。Google Analytics, Google Trends, Githubのパブリックデータを基にデータ分析を行い、SaaSやE-commerce等に活用するユースケースです。データ分析の一例になると思うので、ぜひご覧になってください!

些細なアップデートですが、皆様のデータ分析の方針をサポートいたします。継続してUI/UXをブラッシュアップしていきますので、フィードバックお待ちしています!